X DESIGN NEWS 2024-10

X DESIGN NEWS 2024-10

フィールドワーク、X BAR、研究ワークショップ

2024/10/16

目次
    X DESIGN NEWS の2024年10月号をお届けします。このNEWSでは、これからの社会、ビジネス、デザイン、人生に役立つ情報をお伝えします。本メールは、Xデザイン学校に関連する皆様や、これまでにXデザイン研究所の浅野智や山﨑和彦と名刺交換などをさせて頂いた皆様にも送らせて頂いております。

    TOPICS: 市ヶ谷でフィールドワーク

    ユーザーリサーチコースでは市ヶ谷でフィールドワーク。伊賀先生の指導によりフィールドワークの実践をして、交流ワークショップと懇親会。はじめてリアルに会った人も多く、リアルな対話を楽しみました。

    TOPICS: 市ヶ谷で「X BAR」。

    アドバンスコースの斉藤さんが企画運営してくれたX BARが市ヶ谷キャンパスで開催しました。。特に善利さんの「ラムアランジェ作り体験」や雑談と交流など、楽しく、おいしく、深く交流できたました。なんと専修大学の上平先生も参加してくれて、とても充実した半日になりました。次回のX BARは、オンラインでどなたでも参加できるカジュアルな集まりを平間さんが企画してくれましたので、ぜひみんなで交流しましょう。https://peatix.com/event/4149853/view

    NEWS: XBAR、多木陽介講演、研究ワークショップ

    ◾️X BAR「組織のミッション✕自分のやりたいこと:組織と個人のHAPPYなかたち」募集中(無料) 水田千惠さん、浜岡宏樹さんを講師に迎え「組織のミッション」と「自分のやりたいこと」をどのように繋げていったのかを伺って、参加者とディスカッションします。ぜひ、一緒にディスカッションをしましょう。 https://peatix.com/event/4149853/
    ◾️特別講座「プロジェッティスタの控えめな創造力」募集中 10月25日(金)夕方に、プロジェッティスタに詳しい、ローマ在住の批評家・多木陽介氏が日本でリアルに実施する貴重な機会です。講演だ けでなくワークショップを体験することにより控えめな創造力の理解を深めます。市ヶ谷会場とオンライン参加もあります。  https://peatix.com/event/4130153/ ◾️公開講座:秋の研究ワークショップ 募集中 11月2日(土)に市ヶ谷で、これからの参加型のリアルな体験活動としての3人の研究者による3つの研究ワークショップを開催します。親子で参加するワークショップもあります。 https://peatix.com/event/4158993/view
    ◾️人間中心設計入門 第八刷 Xデザイン学校の山﨑が著者の一人である「人間中心設計入門」が第八刷になりました。多くの人たちに手に取ってもらえているようです。また、この本は、UX検定の学習方法学習推奨図書に選定されてます。https://www.uxia.or.jp/certification/#learning

    COLUMN: デザインの急所に効く「デザインプログラムマネージャー」(大崎優)

    デザインを学ぶ人が増えています。Xデザイン学校では、UX/UIデザイナー・リサーチャー・サービスデザイナー・デザインマネージャーや、それらを目指している方々が活発に学ばれています。2018年の「『デザイン経営』宣言」前後から、デザインを経営に活かす動きが深まり、それに伴ってか、デザイン人材の売り手市場も長く続いています。さまざまな企業がデザイナーを組織化し、その活動の練度もだんだんと高まっている実感があります。
    一方で、多くのデザイン組織には一つの共通課題があるようにも見えます。デザイナーがビジネス要件をうまく咀嚼できない。プロジェクトの優先劣後を整理できずデザイナーが疲弊してしまう。全社を常に見渡した適時の提案ができない。採用オペレーションに注力できない。持続的な成長に向けたデザイナー育成に着手できない。
    これらは、これまで典型的な課題と見られた「経営者のデザイン理解の不足」「デザイナーの経営戦略への関与」といった経営レイヤーの課題でなく、より現場寄りの業務課題として表出しているものです。デザイン経営が成熟した企業では、課題の位置がボトム寄りに移っている印象です。
    このような課題を解決する職種として、デザインプログラムマネージャー(以下、DPM)の働きに注目が集まっています。DPMはデザイン業務を効果的に遂行するための仕組みを作り、その運用と洗練化を推進するような役割。とりわけデザインとビジネスの橋渡しを業務レベルで積み重ねるところに期待が置かれる職種です。ある程度デザイン組織が成熟した企業や、DXを推進しながらも組織間連携が肝となるような企業。このような企業に少しずつ普及が進んでいる職種です。
    DPMになるには、デザイナーの側から技術を拡張するパターンと、デザイナーではない一般職からデザインを学び活動するパターンがあります。が、デザイナーからはキャリアの選択肢として挙がりづらかったり、一般職からはデザイン理解のハードルがあったりと、DPMの普及にも課題が生じています。専門職と一般職といった人事制度上の溝が障害となるケースもあります。デザインの産業普及にともなって職種の細分化が進みましたが、DPMのような間接業務的な細分化はまだまだこれから。その活躍の再現性を高めるための体系化も必要です。
    デザインを学ぶ人が増えています。デザイン専門教育を受けていない方が、社会人になってデザインを学ぶことも一般的なものになりました。デザイン活用による産業力強化のためには、DPMは今こそ不可欠な機能。Xデザイン学校のような学びの場でも、産業や社会の課題と講座内容との相関を高め続けていく必要があると、そう感じています。
    ◾️最後に: 最後までお読みいただき、ありがとうございました。X DESIGN NEWSは今後も継続的に配信していく予定です。NEWSなど掲載したいことがありましたら、事務局までご連絡ください。Xデザイン学校事務局へお問い合わせは下記のメールよりお願いします。 メール:xdesignacademy@gmail.com  Web:https://www.xdesign-lab.com/ note: https://note.com/xdesign_lab X DESIGN NEWSの配信の停止をご希望される方は、下記よりお手続きをお願い致します。

    匿名で質問やリクエストを送る

    ※登録・ログインなしで利用できます

    メールアドレスだけでかんたん登録

    • 新着記事を受け取り見逃さない
    • 記事内容をそのままメールで読める
    • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
    あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?